大谷翔平、4年連続で最優秀指名打者「エドガー・マルティネス賞」受賞 4年連続は史上2人目

 米大リーグ機構(MLB)が主催する「MLBアワード」が14日(日本時間15日)、ラスベガスで開催。最も優れた指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」にドジャースの大谷翔平選手(エンゼルス)が4年連続で選出された。4年連続はデービッド・オルティスの5年連続(03~07年)以来、史上2人目。

 メジャー7年目の大谷は昨年9月に受けた右肘手術のため、打者に専念。指名打者で全159試合に出場し、6月中旬からは打順を2番から1番に変更され、ナ・リーグ最多の54本塁打、130打点で初めて二冠を獲得。リーグ最高のOPS1・036のほか、打率・310、59盗塁はいずれもリーグ2位の数字を残し、史上初の「50-50」、日本選手初のトリプルスリーの快挙を達成し、歴史的なシーズンを送った。

 同賞は指名打者制を採用しているア・リーグ球団の選手を対象に1973年に創設。マリナーズの主砲として活躍し、19年に殿堂入りしたエドガー・マルティネスの功績を称えて、04年に改称された。最多受賞はオルティスの8回で、マルティネスの5回が続く。

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