大谷翔平 MVP「みんなでつかみ取ったもの」 二刀流「開幕をもちろん目指している」【一問一答】

 米大リーグで史上初めて「50本塁打、50盗塁」を達成したドジャースの大谷翔平選手(30)が21日、ナ・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれた。エンゼルス時代のア・リーグで獲得した2021、23年に続き満票での受賞。3度目の選出は歴代2位に並び、両リーグでの受賞は1966年以来58年ぶり2人目となった。MVP発表番組にリモート出演した大谷は真美子夫人(27)、愛犬デコピンととも喜びに浸り、来季の二刀流復活へ決意を示した。大谷の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -受賞について。

 「ドジャースの一員として、代表してもらったと思っている。みんなでつかみ取ったもの。来年も引き続きチームで頑張っていきたい」

 -満票での選出。

 「初めてこのリーグに来て、素晴らしい選手がいる中でこれだけ評価してもらえて素直にうれしい。今後の励みになる。来年以降も頑張りたい気持ちにさせてくれた」

 -打者専任で受賞。

 「本来は投球もして、オフェンスでも出続けることがやりたいこと、自分に課された仕事だと思っているが、(投球が)できないのは決まっていた。オフェンス面で補えるくらい活躍したいと思っていた」

 -ワールドシリーズを制しての受賞は特別か。

 「チームとして特別な結果を出した年に、個人としてもこういう評価をいただいたのはもちろん特別。チーム全体としてプレッシャーがかかる中で今年1年でいえばほぼ満点に近い結果だった。来年以降(重圧が)強くなると思うが、越えていけるように全員で頑張りたい」

 -ロバーツ監督との関係性は。

 「数カ月だけで、何年かプレーしているような感じ、距離感になった。壁をつくる監督ではない。数カ月で心地よくプレーできる環境になった。1年間、いい関係性でいい結果を出せたと思う」

 -レギュラーシーズンで印象的な出来事は。

 「一番緊張したのは(8月の愛犬)デコピンの始球式。思い出に残っているのは(3本塁打を放って50本塁打、50盗塁に到達し)ポストシーズンが決まった試合」

 -5日に手術した左肩の状態は。

 「今は主に可動域を広げる作業をしている。抜糸も終わり、傷口も閉じた。ついさっきから体幹と下半身のトレーニングがスタートした」

 -投打「二刀流」復活の目安は。

 「開幕をもちろん目指している。スタートから投げる、打つというのを目標に動いている。さらに強くなったパフォーマンスを出して、自信を持ってマウンドに上がるのがまず目標。ただ、見通しより状態があまり良くなかったので、時間がどのくらいかかるかは分からない」

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