イチロー氏 米野球殿堂入りで弓子夫人に感謝「支えてきてくれた存在」「妻と一杯、乾杯」でお祝い 仰木監督へ思いも「最も影響を受けた」

 米国野球殿堂は21日(日本時間22日)、2025年の殿堂入り選手を発表し、メジャー最多年間262安打の大リーグ記録を打ち立て、通算3089安打などの記録を残したイチロー氏(51)=本名・鈴木一朗=が選出された。

 全米野球記者協会は投票数を発表し、得票率は99・7%。史上2人目の満票にはわずか1票、足りなかった。終了後に行われたリモート会見では誰に感謝を伝えたいか?の問いに「挙げればキリがないけど、まず妻ですね。支えてきてくれた存在で。感謝の気持ちを伝えたいです」と語った。お祝いについては「妻と一杯、乾杯することかなと思います」と言う。

 さらに「たくさんの出会いがあったなかで、最も影響を受けたのは仰木監督。仰木監督がいなければカタカナのイチローにはならなかったし、ここまで知ってもらうこともなかったと思います」とオリックス時代に才能を導き出してくれた恩師に感謝した。

 「野球の存在がなければ何物かになれたんだろうかと考えます。人との出会いと少しの運ですかね。努力することは当然として、人生には影響するかなと思います」と哲学的な考えを語ったイチロー氏。

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