ドジャースが今季初の3連敗 大谷翔平は5打数1安打 極寒の敵地でスネルの代役が5回8失点KO 主力が中盤で続々とベンチへ
「ナショナルズ8-2ドジャース」(8日、ワシントン)
ドジャースは中盤までに今季ワーストタイの8失点を喫し、初の3連敗。大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場するも、5打数1安打2三振だった。
敵地は厳しいコンディションだった。試合開始時点で気温は7度まで冷え込み、ゲームが進むに連れて寒さは厳しさを増していった。それでも九回の第5打席、浮いた変化球を力強く引っ張り込んで一、二塁間を破り、2試合連続安打をマーク。その後、盗塁は記録されなかったものの三塁まで進んだ。しかしテイラー、コンフォルトが連続三振に倒れて得点には結びつかなかった。
第1打席で空振り三振に倒れた大谷は右手に息を吹きかけながらベンチへ戻り、第2打席ではファウルを打った際に左手がしびれたようなしぐさも見せた。
それでも第3打席は追い込まれながらも痛烈な打球を一、二塁間へ。だが相手二塁手・ガルシアの好守に阻まれ、間一髪でアウトになった。第4打席は直前に故意落球か否かで判定が覆り、球場が騒然となる中、初球を打って左飛に倒れた。
チームはスネルの代役として今季初先発となったロブロウスキーが大誤算。初回に1死も奪えず2点を先制されると、二回には3失点。四回にもウッドに被弾するなど5回8失点でKO。6日のフィリーズ戦以来、ワーストタイトなる大量失点を喫した。
極寒のコンディションもありロバーツ監督は五回の守備からベッツ、六回の守備からT・ヘルナンデス、七回にはエドマンをベンチに下げ、采配を故障防止へと切り替えた。打線はパヘズが今季初アーチを放ち、ユニホームの下にパーカーを着込んでいたキケ・ヘルナンデスが左翼へ4号ソロ。だが打線はつながりを欠き、またも2桁安打は出なかった。
これでドジャースは3連敗。昨年7月末から8月頭にかけて喫して以来だ。東海岸への今季初遠征で苦しい戦いを強いられている。





