エンゼルス、元ドラ1逸材マノアと単年3億円で合意 正式発表 22年16勝 直近3年は不振とけがで低迷

 菊池雄星投手が所属するエンゼルスは2日(日本時間3日)、元ドラフト1巡目の逸材で22年に16勝を挙げたアレク・マノア投手(27)と1年195万ドル(約3億円)で合意したと発表した。

 来年1月に28歳になるマノアは19年ドラフト1巡目、全体11位でブルージェイズに入団。超有望株としてメジャー1年目の21年に9勝、翌22年には16勝、防御率2・24を記録してサイ・ヤング賞投票で3位に入るなど、将来のエースとして期待された。

 しかし、3年目の23年は開幕から精彩を欠き、6月の時点で1勝7敗、防御率6・36の成績でマイナー落ち。約2カ月の調整をへて8月にメジャー復帰したが、19登板、3勝9敗、防御率5・87に終わった。復活を期した24年は右肩炎症や右肘捻挫による長期離脱で5登板。今季はメジャー登板はなく、マイナー4球団で投げて3Aでは7先発、1勝1敗、防御率2・97だった。

 今季のエンゼルスは2年連続地区最下位に沈み、11年連続でプレーオフ進出を逃した。シーズン終了後には先発ローテーションを支えたカイル・ヘンドリクス投手が引退し、タイラー・アンダーソン投手がFA。先発陣の再建が急務のなか、チームは来季終了後にFAになる主力のテーラー・ウォード外野手をオリオールズへ放出し、右肘手術のため今季全休のグレイソン・ロドリゲス投手を獲得。24年13勝の26歳右腕を加え、先発陣を強化した。

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