ドジャースがミゲル・ロハスと再契約 1年550万ドル(約8億5000万円)で合意 MLB公式などが伝える 来季限りでの現役引退表明→フロント入りへ
ドジャースがミゲル・ロハス内野手と1年契約で合意したと3日(日本時間4日)、MLB公式などが伝えた。年俸は550万ドル(約8億5000万円)。またロハスは自身のインスタグラムを更新し、来季限りでの現役引退を表明した。
ロハスは今オフ、FAとなっていたがドジャースとの再契約を熱望していた。チームの精神的支柱となって球団史上初の連覇に大きく貢献。ワールドシリーズでは第7戦で九回1死から起死回生の同点ソロを放ち、その裏の守備では1死満塁から懸命のバックホームを見せ、リリーフ登板した山本由伸投手を好守でもりたてていた。
36歳のロハスは今季、114試合の出場で打率・262をマーク。投手としても4試合に登板し、山本のグラブを借りて佐々木やカーショーのマネをしながらイニングを消化するなど、ムードメーカーとしても一役買った。
キャンプ中には昨年までつけていた背番号11を譲った佐々木と対面した際、「ベテランとして若い選手に背番号を譲ることは当たり前のことだ」と語っていた。佐々木からは高級日本酒と江戸切子のグラスがお返しとしてプレゼントされ、自身の誕生日にボトルを開けて楽しんでいた。
来季がメジャー13年目となるロハス。プレーオフ期間中には来季限りで現役を引退することを示唆しており、ラストシーズンでヤンキース以来のワールドシリーズ3連覇を目指すことになる。
再契約合意が報じられた直後には自身のインスタグラムで「2027年には、ドジャースの選手育成部門&フロントオフィスの役割に移行します」と来季限りでの現役引退とフロント入りを表明した。





