【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、金正恩朝鮮労働党総書記が中国の習近平国家主席に、北京冬季五輪が成功したとして祝福する「口頭親書」を伝えたと報じた。金正恩氏は、中朝が団結を強め「米国と追従勢力の露骨な敵視政策と軍事的威嚇をたたきつぶして社会主義を守り、前進させている」と表明、米国に対抗するため結束を強めたい考えを強調した。
口頭親書を送った日付は報じていない。北朝鮮は今回五輪に参加しなかったが、金正恩氏は大会が開幕した今月4日にも習氏に祝電を送っている。今月20日までの大会期間中は目立った軍事行動は行わず、中国に配慮した可能性がある。