涙の佐藤駿 完ぺき演技も届かず・・・4回転半回避の王者マリニンに惜敗 明暗分けたのは? 王者がみせた圧巻のリカバリー 本田武史氏が指摘「このジャンプだけで基礎点はグンと上がる」

 「ミラノ・コルティナ五輪、フィギュアスケート団体・男子フリー」(8日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 初の団体金メダルを狙った日本は最終種目の男子フリーで初出場の佐藤駿(22)=エームサービス・明大=が完璧な演技をみせ、自己ベストの194・86点をマークしたが惜しくもフリー2位。米国に逆転を許した。悔しい結果に佐藤は涙が止まらなかった。

 佐藤が完ぺきな演技をみせ、一気に金メダルへの機運が高まったが、わずかに届かなかった。直前に演技した世界王者マリニン(米国)は宝刀4回転半ジャンプ(クワッドアクセル)を3回転半に。後半の4回転ルッツで着氷が乱れ、単発になってしまうミスもあった。一方で佐藤は冒頭の4回転ルッツから大きなミスなく演技を完遂していた。

 得点をみると、マリニンは4回転4種類4本を成功させ技術点110・32点、2種類3本だった佐藤の106・49点を4点近く上回り、構成点もマリニンは89・71点、佐藤は88・37点とマリニンが上回った。NHKで解説したソルトレイクシティ五輪代表の本田武史氏は「4回転ルッツでコンビネーションにできなかったところを、(次の)4回転トーループの連続ジャンプを3回転トーループから、シングルオイラー-3回転フリップにしてるんですよね。失敗した後に一瞬でのリカバリーを成功させるかさせないかで変わる。このジャンプだけで基礎点はグンと上がる」と、王者の圧巻のリカバリーを勝敗のポイントに挙げていた。

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