バスケ男子 八村塁の強烈ダンクに会場が騒然 日本ベンチも総立ち W杯王者のドイツに善戦も最後は地力の差
「パリ五輪・バスケットボール男子・1次リーグ、日本77-97ドイツ」(27日、ピエール・モロワ競技場)
日本の八村塁が第2クオーターで強烈なダンクを決め、会場は一時騒然となった。
ボールを受けた八村はインサイドへと切れ込み、ドイツのディフェンスをかわしながら最後は右手でリングにたたきこんだ。この直後、会場は大きなどよめきがわき起こり一時騒然。日本ベンチも総立ちで八村をたたえていた。
第1クオーターでは格上のドイツに対して善戦。最終的には7点差を付けられたが、懸命に食らいつくなど熱いプレーを見せた。最後は八村がフリースローを決め、44-52で試合は第3Qへ。世界王者のドイツに大善戦の形となっている。
第3Qでは連続3Pを決め、密集地帯へ果敢に切れ込んでいくなど背中でチームを鼓舞した八村。最後は突き放され、20点差での敗戦となったが、キレのある動きは次戦以降への可能性を示す内容だった。