並木月海が銅 幼なじみの那須川天心も祝福「ご飯おごると約束しました」

 ボクシング女子フライ級準決勝で敗れた並木月海(撮影・堀内翔)
 ボクシング女子フライ級準決勝を終えてあいさつをする並木月海(撮影・堀内翔)
 ボクシング女子フライ級準決勝 3回、顔にパンチを受ける並木月海(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・ボクシング女子フライ級・準決勝」(4日、両国国技館)

 並木月海(22)=自衛隊=がクラステバ(ブルガリア)に判定の末に敗れ、決勝進出ならず。銅メダルとなった。身長153センチと小柄な体ながら、果敢にパンチを繰り出し続けたが、相手の有効打を上回れなかった。

 4人きょうだいの末っ子で幼稚園の年中から空手、小学3年からキックボクシングを始める。那須川天心とは幼なじみで空手の対戦経験もある。

 その那須川もコメントを発表し、「銅メダルおめでとう!なかなかこういう舞台で戦うことは出来ないことだし、日本を背負って戦ってくれてありがとう。感慨深いです。僕にはできないことですし、彼女にしかできないことをやってくれて素晴らしいと思いましたし、選ばれた人なんだなと思いました」と祝福。最近も並木とは連絡を取っており、「オリンピック中も前も取ってました。終わったらご飯おごると約束もしました」と明かした。

 那須川自身も刺激を受けたようで「試合を見てさらにやる気になりました。周りにこういう人がいると熱くなれるし、僕も負けてられないと思いました」と語った。

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