【野球】阪神・山本 開幕スタメンへ続くアピール 矢野監督も遊撃の守備を期待大

 4日の紅白戦で1回、左前打を放つ山本
 4日の紅白戦、打球を捕球し一塁へ送球する阪神・山本泰寛
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 巨人から金銭トレードで阪神に移籍してきた山本泰寛内野手(27)が、1軍の沖縄・宜野座キャンプで猛然とアピールを開始している。堅実な守備に加え、ここまで実戦3試合の出場で8打数3安打、打率・375と打撃でも存在感を発揮。内野の全ポジションを守れるユーティリティープレーヤーは、開幕スタメンを狙っている。

 4日の紅白戦で白組の「2番・三塁」として“虎デビュー”を果たすと、移籍後初安打を含む2安打と躍動。7日の紅白戦では高橋から中堅フェンス直撃の適時二塁打を放ち、長打力を見せつけた。

 9日の日本ハムとの練習試合は途中出場で2打数無安打に沈んだが、遊撃の守備で好守を披露。実戦3試合で三塁、一塁と合わせて既に内野3カ所を無難にこなしている。矢野監督も「右(打者)でショートをしっかりやれるとなったらスタメンもある。(木浪)聖也とか小幡とか北條とか、その競争の中にあいつが入るとまた激しくなる。そのあたりを見ていきたい」と注目選手の一人に挙げた。

 2019年シーズンに自己最多92試合に出場。一気にレギュラーの座に近づいたが、昨年は1軍出場なしに終わった。チームがリーグ連覇の歓喜に沸く中、山本はジャイアンツ球場で鍛錬の日々。トレードの知らせを聞いた時は「素直にうれしい」と前向きに捉え、気持ちを新たにした。

 「『ジャイアンツに負けないぞ』という気持ちで今度はやれるので、すごく楽しみです。ファンの皆さま、まずはジャイアンツを倒して、優勝に貢献できるように頑張りますので、熱いご声援をよろしくお願いします!」

 西宮市内の球団事務所で行われた入団会見。縦じまのユニホームに袖を通した山本は“打倒巨人”を誓い、チームを16年ぶりのリーグ優勝に導く活躍を約束した。年明けは元同僚の巨人・重信と熊本で合同自主トレ。万全の準備を整え、南国の地で第二のプロ野球人生を歩み出している。

 狙うは二遊間のレギュラー奪取。大本命の二塁・糸原、遊撃・木浪の構図を崩すべく、第3クール以降も懸命なアピールは続く。「そこ(開幕スタメン)は目標にしているところです」。まだまだ戦いは始まったばかり。新たな風を吹かせる。

(デイリースポーツ・中野雄太)

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