オナイウ阿道 代表デビュー戦で首をわしづかみにされるもイエローなし

 後半、ゴールネットを揺らし倒れ込みながらガッツポーズで喜んだオナイウ阿道だが、オフサイドの判定でノーゴールとなる(撮影・吉澤敬太)
後半、ゴールネットを揺らすも、オフサイドと判定され悔しがるオナイウ阿道。左は南野拓実=ノエビアスタジアム神戸(撮影・吉澤敬太)
 後半、体を張ってボールを奪取するオナイウ阿道(撮影・吉澤敬太)
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 「国際親善試合、日本1-0セルビア」(11日、ノエビアスタジアム神戸)

 日本代表を負傷離脱した大迫に代わり緊急招集されたFWオナイウ阿道が、セルビア戦で日本代表デビューを果たした。

 ナイジェリア人の父を持つ25歳は、自信に満ちた顔で後半から登場。持ち前のスピード生かして何度もゴールに迫るが決定機を作れない。後半18分、伊東のクロスに飛び込みゴールネットを揺らすもオフサイドの判定。後半41分には、守田のパスを猛然と追ってDFスパイッチと競り合いながら転倒。背後からのチャージに激高したスパイッチは、鬼の形相でオナイウの首をわしづかみ。「これはイエローカードだろう!」と思ったが、素早く仲間が仲裁に入ったからか、はたまた親善試合だからか、両者におとがめはなし。ただ、親善試合とは思えぬ迫力と緊迫感に満ちたシーンから、若武者の試合にかける意気込みを感じた。

 結局、代表初得点を挙げることはできず“苦しい”デビューとなったが、屈強なセルビアDF陣と対等に渡り合ったオナイウ。今度ぜひ迫力あるゴールを決めてほしい。

(写真と文 デイリースポーツ・吉澤敬太)

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