走り幅跳び・橋岡優輝の驚異のジャンプに少年号泣
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29日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われた陸上の日本選手権第3日。橋岡優輝が男子走り幅跳び決勝で優勝し、パリ行きを決めた。
表彰式で金メダルをかけスタンドの拍手に笑顔を見せた後、一度奥に下がった橋岡だが、着用していたゼッケンを手に再登場すると、最前列で「Fight!橋岡」のうちわを振るファンにプレゼントしようと試みる。だが客席が高すぎて関係者が椅子を持って来るも手渡せず困っていると、少年の隣の女性が傘を開いて差し出した。橋岡は自慢の脚力でジャンプし傘の中にゼッケンを投入すると歓声が湧き起こった。
無事にサイン入りゼッケンを手にできた少年は歓喜のあまり、大号泣。優しさあふれる橋岡のジャンプに全員がほっこりした。
(デイリースポーツ・吉澤敬太)