「賀状じまい」は川合俊一さんのお父様を見習って

今年のお正月も皆さんと年賀状のやり取りをしましたが、今年を最後の年賀のご挨拶として令和の4年から「賀状じまい」をするつもりです。うちの旦那さんは、55歳で会社を早期退職し転職をした事を機に年賀状もスパッとやめて、いまはノーストレス。年末に私が宛先をひいひい書いているときも、横でテレビを見て笑っていました。私もどこかのタイミングで止めたいなあと思い、年女になる今年の分から年賀状を止めようと思っていたのですがコロナで会えなかった方も多く、今年までは例年通りやり取りをする事にしました。

今年の年賀状で「今までありがとうございました」といった内容を書いてお知らせするのもひとつの方法でしたが、それだと必ず何人からまた賀状が届くと思うんです。と言うのも年賀状が来たかどうかの確認だけで、印刷された文面を読まない方が結構多いようで。その方々にまた「実は去年…」と返信しないといけなくなりますから。

以前、バレーボール五輪代表だった川合俊一さんのお父様と年賀状や季節のやり取りをしていました。でもそこそこのお年になられた時、今後は辞退されるというお葉書をいただきました。年賀状とは別の時期で、それがすごく丁寧に感じられたので、私もそれを見習い今秋頃、「賀状じまい」のご挨拶状を送ろうと思っています。

年を重ねると賀状欠礼のお知らせも届くようになり、不幸があったのを知ると少し寂しくなります。年賀状も年始の挨拶というより、お互いの安否確認のようになっているのもまた実情。今の世の中、状況が知りたければ電話やメール、LINEでもいいと思います。

もちろん年賀状を交換するという文化も大事なことです。相方のモモコは、子供たちに文化を教えるという意味で年賀状を出し始めたそう。だけど文化って変わっていくものだと思います。我が家には子供もいないし、皆それぞれ事情が違うし「ただ、なんとなく~」ならきちんと「賀状じまい」のご挨拶をして、年賀状を止めるのも失礼じゃないと思います。

毎年、年賀状は印刷をしているのですが、その印刷をしてくださるショップには年賀状じまいの例文も並んでいます。自分で自分の首を絞めているのではないかと思う一方で、最後の最後まで商売にしようという商魂のたくましさに思わず笑ってしまいました。長い間年賀状を送って下った皆様、本当にありがとうございました。また、違う形でこれからもお付き合いよろしくお願いします。

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