日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）と日本プロボクシング協会（ＪＰＢＡ）は５日、オンライン上で新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、興行責任者側に安全担当主任を設置することなどを議論した。

　安全担当主任はある程度の専門知識を持った者を就ける。ＪＢＣの安河内剛事務局長は、新型コロナウイルス感染などの問題があった場合に「すべての説明責任を負えるように」と説明した。

　また、前日計量を終えた選手をそのまま帰すことは新型コロナウイルスの感染リスクが高いため、ホテルに宿泊させるなど、ある程度管理下に置くことなども議論された。

　申請が出されていた自粛空け初興行となる７月１２日の名古屋・中日ジムでの無観客試合は、ジムでは感染予防が難しいとの判断で愛知・刈谷市あいおいホールに会場が変更された。