ボクシング黒田雅之 “働き方改革”で11・12再起戦「いい結果が出る」

 ボクシングの川崎新田ジムは18日、川崎市内で会見を開き、所属選手でIBF世界フライ級6位の黒田雅之(34)が昨年5月に同級世界王座に挑戦して敗れて以来の再起戦を、11月12日に後楽園ホールで広本彩刀(23)=角海老宝石=との8回戦で行うと発表した。

 コンビニ店員で生活が困窮し、現役続行するにも「お金がない」という状況だった黒田。新田渉世会長の計らいで川崎市の「働き方改革」モデル事業を通じて介護施設の正社員となり、安定した収入とボクサーに合った労働環境が整って、再起することになった。

 黒田は「今まではボクシングで成功しなければのたれ死ぬ、そういう覚悟でやって来た。今回、生活するに困らない環境を与えていただいた安心感が、ハングリー精神にマイナスになるとは思わない。いい結果が出るとしか思っていない」と自信を示した。

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