新日本G1・タイチがコブ撃破 ボスの鈴木を挑発「殺す?やってみろ」
「プロレス・新日本」(19日、エディオンアリーナ大阪)
20選手が2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」が開幕。Aブロック公式戦5試合が行われ、IWGPタッグ王者のタイチがジェフ・コブを破った。
タイチは、レスリングで五輪出場経験があるコブの高い身体能力を生かしたパワー殺法と空中殺法に苦戦するも、ジャンピングハイキック、デンジャラスバックドロップなどで反撃。終盤にはコブに投げ技を連発され、フィニッシュ技のツアー・オブ・ジ・アイランドを浴びる寸前のピンチを脱出し、天翔十字鳳からのブラックメフィストでトドメを刺した。
大相撲好きでもあるタイチは試合後、「さすが関取代表だな、あいつ。気持ちいいよ。ああいう体のようなヤツを待っていた。何回やっても面白いよ。オレはお前のこと認めてるぜ。コブタ、いや、コブか。いい一番だった」と、体重119キロの巨漢コブを評価。23日の札幌大会で対戦する所属ユニット鈴木軍の総帥、鈴木みのるとの対戦に目を向け、「オレのこと、殺す?やれるんだったらやってみろ。いつまでもお前の知っているタイチじゃねえんだ。お前にオレを殺す実力があるんだったらやってみろ。返り討ちにされるかもな」と予告した。