全日本CC・リー、羆嵐破り3連勝 決勝進出王手「全勝で上がる」
「プロレス・全日本」(21日、後楽園ホール)
10選手が2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「チャンピオンカーニバル」の公式戦4試合が行われ、Aブロックのジェイク・リーは羆嵐を破って3戦全勝とした。羆嵐は0勝3敗。
リーは場外セントーンを浴びるなど羆嵐のパワー殺法に苦しめられたものの、多彩な腕の関節技などで反撃。最後はダイビングセントーンを狙った羆嵐をデッドリードライブで投げ捨て、ヒザ蹴りのジャイアントキリングから新フィニッシュ技の変型腕固めにつないでギブアップを奪った。
リーは試合後、「ヤバかった。腹の中にあるもの全部はき出しそうになった。アイツ何キロだよ」と振り返りながらも、「これでオレ、あんたにシングル2勝目だぜ。次どうずる?カーニバルが終わった後、あんたがどういうふうになってくか、オレは見ていくから。そして、またやるときは、また絞め落としてやる」と羆嵐に問いかけた。
そして、3勝で並ぶゼウスと26日の神奈川・小田原アリーナ・サブアリーナ大会で決勝進出をかけて対戦することになり、「この1勝はかなりでかい。残すはゼウス戦。この前(8月30日・後楽園ホール大会でのタッグ戦でレフェリーストップ勝ち)のように極めてやりますよ。勝ち点関係なくね。オレは全勝でブロックを上がることを意識して戦ってるんでね」と不敵な笑みを浮かべた。