全日本CC・宮原、決勝進出かけ石川と決戦へ!史上4人目の連覇「オレ以外いねえだろ」

 「プロレス・全日本」(21日、後楽園ホール)

 10選手が2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「チャンピオンカーニバル」の公式戦4試合が行われた。前年優勝の宮原健斗は青柳優馬を破って2勝1敗とし、石川修司と並んでBブロックの首位タイに浮上。26日の神奈川・小田原アリーナ・サブアリーナ大会で石川と決勝進出をかけて対戦することになった。青柳は2勝2敗。

 序盤から場外戦も交えて一進一退の攻防を繰り広げた2人。中盤からは青柳のロコモーション式ジャーマンスープレックス3連発、宮原の雪崩式投げっぱなしジャーマンスープレックスなどの大技が飛び交う激戦に発展した。宮原は青柳のフェースロックとハンマーロックの複合技エンドゲームで長時間捕らえられるピンチに陥ったが耐え抜き、最後はヒザ蹴りのブラックアウトからシャットダウンスープレックスホールドにつないで3カウントを奪った。

 マイクを持った宮原は「2勝目ゲットだぜ」と絶叫し、「こんなご時世に全日本プロレスを選んでくれて本当にありがとうございます。オレらプロレスラーはまだまだこのリングから日本全国に元気を与え続けるからな」と、新型コロナウイルス感染拡大の中で会場に足を運んだファンに感謝。続けて、得点状況をリングアナウンサーに確認し、「次の小田原大会、勝てばいいってことだな。無冠にもかかわらず伝説を作り続ける男、プロレス界で最も最高な男、宮原健斗が2連覇を果たす」と高らかに宣言した。

 インタビューでは「わかりやすいじゃねえか。強いヤツが残った。石川修司対宮原健斗だ。黄金カードだ」と自ら言い放ち、「数人しか果たしたことのない2連覇をオレが果たす。ここうん十年に1人のエース宮原健斗が果たさなくて誰が歴史に名を刻む?オレ以外いねえだろ」と、過去にジャイアント馬場、スタン・ハンセン、鈴木みのるしか達成していない連覇への思いを訴えた。

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