ボクシング興行再度自粛も ガイドライン違反多発「現状のままでは来年はない」

 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は1日、オンライン上で新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、感染拡大予防ガイドライン違反に厳しく対処し、改善が見られなければ来年の興行をすべて自粛する方向であることなどを確認した。

 感染状況が悪化しているだけでなく、2月27日を最後に自粛していた興行を7月12日に再開して以降、観客が何度中止しても大声を出すのを止めないなどのガイドライン違反が散見され、改善されないことを踏まえてのもので、年明け早々にも判断する。JPBAの新田渉世事務局長は「現状のままでは来年はないという覚悟」との姿勢を示した。

 また、これまで試合前日に行っていた選手らへのPCR検査を前々日に行い、世界タイトルマッチは3回、日本と地域王座は2回行うことを決めた。選手は検査後から分離措置が取られる。JBCの安河内剛本部事務局長は「前々日だといろんな対策が取れる。前日だとほぼ対応ができない」と理由を説明した。

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