寺地拳四朗が泥酔不祥事をJBCに報告 永会長「厳しい処分は覚悟」V8戦は中止

 ボクシングWBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(28)=BMB=と父で所属ジムの永会長(56)が2日、都内のJBCを訪れ、7月20日に泥酔状態で都内のマンションの敷地に立ち入り、住人の車を破損させ、警察から事情聴取を受けた問題(11月25日に示談成立)についての報告と謝罪を行った。

 JBCは週明けにも倫理委員会を開き、処分を決定する。説明を終えて取材に応じた永会長は「厳しい処分が下されるかもしれないのは覚悟している」と話し、拳四朗は「JBCさんの判断を待ちます。被害者さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と反省しきりだった。

 JBCの安河内剛事務局長は「寺地選手は相当反省している感じで、自分のやったことの責任は痛感している様子はうかがえた」と語り、「事件化されていないのでどういう評価をするかはしっかりと見極めないといけない」との考えを示した。

 また、19日にエディオンアリーナ大阪で開催が計画されていた拳四朗の同級1位・久田哲也(36)=ハラダ=との8度目の防衛戦が中止となったことが、主催者の真正ジムから発表された。

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