ノア・拳王がレジェンド桜庭和志に暴挙!調印式でフットスタンプ葬

 プロレス団体のノアは4日、都内で6日の国立代々木競技場第二体育館大会で行われるGHC3大選手権試合の調印式を行い、GHCナショナル王者の拳王が挑戦者の桜庭和志をダイビングフットスタンプP.F.SでKOする前代未聞の暴挙に出た。

 険しい表情で現れた拳王は総合格闘技のレジェンドに向かって、「全盛期の桜庭和志にあって、いまの桜庭和志にないものは緊張感。殺気が全くねえよな」と指摘。「そんな桜庭和志を倒してもおもしろくない。12月6日、代々木ではオレが緊張感、殺伐とした桜庭和志を出して、その上でオレが桜庭和志を倒したい」と勝利を宣言した。

 これに対し桜庭は動じることなく、「とくにおちゃらけている気分はない。楽しんでいるというか、別に昔から試合中も笑ったりしてますし、楽しいから顔に出る性格なので、すみません。そこを突っ込み入れられると困ります」と反論。拳王の印象を問われると、「怖いですね。怖いので、できれば試合を楽しみながらやりたいので、あまり怒らないで下さい」と呼び掛けた。

 これに拳王は憤慨。「オイ、何が怖いんだよ、お前。桜庭和志、お前なめてんのか。なんなんだよ、コラ。こんなおちゃらけたヤツ、あさってどうなるか分かってんのか。分かったのか」と詰め寄った。

 それでも桜庭は柳に風とばかりに受け流し、「こちらこそ、あさってどうなるか覚えていて下さい」と敬語で挑発。これで拳王の怒りは頂点に達し、「何なんだよ、その棒読みみたいな、オイ!ちゃんと感情いれてしゃべれよ。お前プロレスのリングなめてたらどうなるか分かってんのか。なんなんだよ、オイ、コラ!ふざけんじゃねえぞ!」と桜庭につかみかかった。

 さらに、チャンピオンベルトで殴打してダウンさせると、なんとテーブルの上からダイビングフットスタンプのP.F.Sを発射し、桜庭をKO。興奮状態で会場を去って行った。

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