井岡弘樹会長 ボクシング会場で仰天のラッパーデビュー「元祖の井岡は一翔じゃねぃ」
「ボクシング・6回戦」(19日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
元世界2階級王者で井岡弘樹ジムの井岡弘樹会長(52)がラッパーデビューした。グリーンツダジムとの合同興行「CHAMP FIGHT vol.11」の会場で、休憩時間にデビュー曲「Life Is Beautiful」を披露した。
8月にこの興行の開催を発表した際に「実はラッパーデビューすることになりました」と仰天報告していた井岡会長。予告通りデビュー曲を完成させて披露した。
m-floとのコラボなどで知られるシンガー・ソングライターの日之内エミが作詞作曲を担当し、滑舌指導は元カンテレでフリーの山本浩之アナウンサーに受けた。「元祖の井岡は一翔じゃねぃ ひろきいおーか! this is my name」「そろそろ俺の歴史を語る時間だ 聞いてくれるか?」などのリリックを繰り出した。
52歳となった今でも、苦手なことにも挑戦し、頑張る姿で世の中に元気を届けたいという思いも込める。「最近の10代、20代は僕のことを知らない人も増えている。関心を持ってもらい、この素晴らしいボクシングというスポーツにも興味を持っていただければ」と呼びかけた。
ラップ披露後はそのままメインイベントのセコンドを務めた。ミドル級6回戦に登場した愛弟子の20年度全日本ミドル級新人王・中田勝浩(30)=井岡弘樹=が3-0の判定で友松藍(26)=ワタナベ=に勝利した試合を見届けた。