カズ次男・三浦孝太 大みそかRIZINデビュー「すばらしい試合届ける」
「RIZIN.30」(19日、さいたまスーパーアリーナ)
RIZINの榊原信行CEO(57)がサッカー元日本代表FW三浦知良(54)=横浜FC=の次男・孝太(19)が12月31日の大会でデビューすると発表した。リングに立った孝太は観衆の前で「本当にうれしく思います。感謝しています。大みそかまでしっかり準備して、みなさまにすばらしい試合を届けるので、よろしくお願いします」と初々しくあいさつした。
サッカーの生ける伝説の次男が驚きの総合格闘技に挑戦だ。榊原CEOから紹介されてリングに上がった孝太は「誰もがあこがれるこのすばらしい舞台で、大みそか、デビューさせていただくことを本当にうれしく思います」とあいさつした。
サッカーをプレーしていたが、RIZINを何度か観戦しているだけでなく、数年前から格闘技を学んで現在は元総合格闘家の宮田和幸氏主宰のBRAVEで練習。約1年前からプロを意識したという。榊原CEOは本人と宮田氏から提案を受けて、いきなりRIZINでのデビューを決めたといい、「まだレベルはRIZINのトップファイターと比べるとずいぶん低い」と話しながらも、「ポテンシャル、DNAは最高」と期待する。
「親の七光でも何でも使ってはい上がる野心を持っている。お父さんに負けない、腹の据わったところもある」と孝太の精神面も評価。「彼が世界と向き合える選手になる過程を見届ける、ファンと一緒に育て上げる、新しいアプローチをしていきたい」との見通しを語った。