王者の拳四朗「何もさせず圧勝」矢吹は戦法「いいたくない」ともに計量1発パス

計量をクリアしてポーズをとる拳四朗(左)と矢吹(真正ジム提供)
計量をクリアしてポーズをとる拳四朗(真正ジム提供)
計量をクリアしてポーズをとる矢吹(真正ジム提供)
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 「ボクシング・世界ライトフライ級タイトルマッチ」(22日、京都市体育館)

 前日計量(体重上限48・9キロ)が21日、京都市内で行われ、9度目の防衛を目指す王者の寺地拳四朗(29)=BMB=は48・7キロ、世界王座初挑戦で同級1位の矢吹正道(29)=緑=は48・8キロでともに1回目でパスした。

 この試合は当初10日に予定されていいたが、拳四朗が8月25日に新型コロナウイルスに感染したことで延期。拳四朗は隔離などで約2週間練習できない期間があったが、「すごくいい感じで、水分取って元気になっています」と好仕上がりをアピールした。

 以前は計量後に数万円の焼き肉弁当など高級食を口にしていたが、この日はシャインマスカットをパクリ。「ずっと食べたかったから、いいのを買ってきました」と話した。地元京都での防衛戦に前日は「カッコイイ勝ち方をしたい」と意気込んでおり、この日は「何もさせずに圧勝って感じですかね」と自信を示した。

 一方の矢吹も「コンディションは本当にいい」を仕上がりに手応え。いつもの計量後はウナギを食べるというが、この日はすき焼き弁当に舌鼓。戦法を問われると「あまりいいたくないですね」と明かさなかった。

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