新日本・G1優勝のオカダ 菅林会長に権利証の代わりにIWGPヘビー級ベルト要求

 新日本プロレスのオカダカズチカは22日、インターネット上でG1クライマックス決勝戦で飯伏幸太を破って7年ぶり3度目の優勝を果たしてからの一夜明け会見を開いた。オカダは前日に続いて優勝者に与えられる来年1月の東京ドーム大会でのIWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証ではなく、同インターコンチネンタル王座とともに同ヘビー級王座に統一された同ヘビー級王座4代目のベルトを新日本の菅林会長に要求した。

 オカダは、飯伏幸太がフェニックススプラッシュをよけられた際に負傷してレフェリーストップとなる不完全燃焼の形で勝利。試合後には飯伏に再戦を呼びかけていた。会見では「飯伏さんこそ悔しいと思う」と代弁し、「ボクがポジティブに、ある意味G1クライマックスの伝説を残せたんじゃじゃないかと思います」と気丈に心境を語った。

 そして、前日に同ヘビー級王座のベルトを要求したことに言及。「また飯伏幸太と戦いたいと、そういう中、つながりじゃないけどそういう物を持っていたいと思いまして。G1チャンピオンですけど物としては何も持っていないので、飯伏幸太が封印したIWGPのベルトを持って飯伏幸太を待ちたい」と、再戦の証しとして、飯伏が最後に保持していた同ヘビー級王座4代目のベルトを持つと説明した。

 そして、新日本の菅林会長に「いつもだったら権利証を持って戦って行く中で、会社がOKなのであれば、4代目のIWGPヘビーのベルトを権利証にしてもらいたい」と直訴。突然の話に菅林会長はしばらく直立不動で考え込み、「思いはお聞きしたので、ちょっと検討させて下さい」と返答した。

 また、オカダは前日の試合後、G1公式戦で唯一黒星を喫したタマ・トンガに権利証への挑戦を要求されており、「権利証になるのであれば、タマ・トンガが来ましたし、それをかけて戦うのもいいんじゃないかと思う」と新日本の判断に従う考え。「ボクはG1チャンピオンとして、IWGP世界ヘビー級チャンピオン(現王者は鷹木信悟)とは違う、新日本プロレスの盛り上げ方をしていきたい」とこだわりを示した。

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