「サトシ・イシイ」石井慧 ボクシングデビュー戦は判定勝ち「やっぱり餅は餅屋」

 判定で高山秀峰(左)に勝利するサトシ・イシイ(撮影・高部洋祐)
 高山秀峰(手前)を攻めるサトシ・イシイ(撮影・高部洋祐)
 高山秀峰(右)を攻めるサトシ・イシイ(撮影・高部洋祐)
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 「ボクシング・3150FIGHT vol.3」(14日、エディオンアリーナ大阪)

 元世界3階級王者の亀田興毅ファウンダー(35)がプロデュースする「3150FIGHT」が初のアリーナ大会に進出。第7試合ヘビー級4回戦でプロボクシングデビュー戦を迎えた2008年北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧ことサトシ・イシイ(35)=クロアチア=は2-0(38-38、39-37、40-36)の判定で、高山秀峰(29)=スパイダー根本=に勝利した。

 クロアチア国籍を持つイシイはクロアチアでボクサーライセンスを取得し、「サトシ・イシイ」として日本でデビュー。ひげ面にクロアチア国旗のイメージが入った黒色のトランクスで登場した。前日の公式計量が110・0キロだったイシイはサウスポースタイルからフィジカルの差を生かして100・5キロの高山を押し込む。

 終始相手を押し込みが、1戦(1KO)の高山に反撃の機会を与えず判定勝ちした。

 4回を戦い抜くと両手を挙げて勝利をアピール。試合後はクロアチア国旗をまとい、高山と健闘をたたえあった。「やっぱり餅は餅屋。K-1でも同じことを言いましたが、実際やってみると難しいところがありますね」とKOを逃したデビュー戦を振り返った。

 今後のボクシング活動については「海外では絶対やりたい」と明言。生活の拠点を置くクロアチアではすぐに試合を組むことも可能だという。もちろん今回のように日本のリングに上がることも望んでいる。「日本でやるにはJBCの皆さんのご理解が必要になりますので何卒よろしくお願いいたします」とリング上からお願いします。

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