37歳・田中教仁 8・31世界再挑戦 敵地のタイで「男として、倒しにいく」
「ボクシング・WBC世界ミニマム級タイトルマッチ」(31日、タイ・ナコーンラーチャシーマ)
三迫ジムが16日、オンライン上で会見を開き、WBC世界ミニマム級14位の田中教仁(37)=三迫=が31日にタイで同級王者のパンヤ・プラダブスリ(31)=タイ=に挑戦すると発表した。
田中は20年3月にタイでWBA同級王者ノックアウトCPフレッシュマート(タイ)に判定で敗れて以来2度目の世界挑戦。「人生懸けて倒しにいきたい」と意気込んだ。
勝てば長谷川穂積の35歳9カ月を上回る日本最年長37歳6カ月での世界王座奪取、日本勢として世界戦25敗1分けのタイで初勝利となる。三迫ジムでは82年7月に友利正が王座を失って以来40年ぶりの世界王座も懸かる。「記録とかよりも、ボクサーとして、男として、パンヤ選手を倒しにいく」と勝利のみを意識した。