新日本の石井智宏とオーカーンがDDT登場! 石井は飯野雄貴と大肉弾戦、オーカーンは「国技館が借りられないようなひでえ試合やりたい」
「プロレス・DDT」(22日、後楽園ホール)
飯野雄貴が石井智宏(新日本プロレス)との一騎打ちに臨み、肉弾相打つヘビー級バトルを展開した。
両雄は意地むき出しでショルダータックル合戦、エルボー合戦、チョップ合戦、ラリアット合戦を展開する。石井のぶちかまし、投げ捨てドラゴンスープレックス、ラリアットを受けるもスピアで吹っ飛ばした飯野だが、ここまで。石井は延髄斬り、ラリアット、垂直落下式ブレーンバスターとたたみ込んで、奮闘した飯野を仕留めた。
飯野は「これがめちゃくちゃトップのヘビー級。悔しすぎる。俺はまだまだ追いつく。いや、絶対に上までいく」と悔しさいっぱい。石井は「パワーもスタミナも馬力も気迫もある。だけど惜しいんだよ。俺が言ってる惜しいって意味は、アイツがこれから戦いながら探し続けて、それを手に入れる時、アイツはもう1段ステージを上げるだろう」と、期待を込めて話した。
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ビッグマッチ「Ultimate Party 2024」(28日、両国国技館)で男色ディーノと一騎打ちを行うグレート-O-カーン(新日本プロレス)が電撃来場した。
第2試合終了後、ディーノが「その試合がどういうものかをすり合わせるためにある人を呼んでます」とオーカーンを呼び込み、オーカーンは「新日本じゃできない、DDTでもやったことない、ひでえ試合がやりたい。もう両国国技館が借りれないような」と不穏な発言を放った。
さらに「余はアニメが好きだから、声優をセコンドに連れてきたい。実はそのセコンドを呼んでる」と言うと、ディーノに唇を奪われたことがある若手イケメン声優の熊谷健太郎が登場した。熊谷はDDTのTシャツを着ていたが、オーカーンが「余に忠誠を示せ」とUNITED EMPIREのTシャツを渡すと、袖を通した。
ディーノは「(両国では)これ(DDT EXTREME王座)をかけたいんだけど、(今林久弥)GMどう?」と問うが、今林GMは「無理。普通の試合として、新日本さんに交渉してOKもらったこと自体、奇跡だと思ってくれ。いまさらタイトルマッチにしたいなんて無理」と拒否。
ディーノが「DDT非公認でもいいや。心にこのベルトをかけたいの。ワタシはこのリングで、あんたと心と心で、心の声で殴り合いたい」と訴えると、オーカーンも「やってやろう。全てさらけ出してやるよ。丸裸になって、心の内さらけ出してやるよ」と受諾し、両国決戦は非公認のEXTREME王座戦となることが決定した。