高橋ヒロムが内藤哲也に非情通告「誠心誠意、真っ正面からつぶしてやりますよ」 1・4東京ドームで師弟対決
「プロレス・新日本」(23日、後楽園ホール)
来年の1・4東京ドーム大会で高橋ヒロムと一騎打ちを行う内藤哲也がヒロムを急襲したが返り討ちに遭い、決めゼリフ「トランキーロ!」まで拝借された。
この日は年内最終興行で、第0試合の「夢☆勝ちます」で、若手の村島克哉の対戦相手「X」としてヒロムが登場。ヒロムは村島のドロップキックを2度かわすと逆片エビ固めで絞り上げ、ドロップキック、ショルダータックル、横入り式エビ固めなどを受けきると、えげつない角度の逆エビ固めで5分53秒、ギブアップさせた。
そこに内藤がリングインし、ヒロムを急襲。2人は互いの技をかわし合い、内藤が寝転んで得意のポーズを決めたところで、ヒロムが頭部に低空ドロップキックをブチ込んだ。
内藤の直接行動を冷静にさばいたヒロムは「内藤さん、あの言葉、思い出してくださいよ。トランキーロ!あっせんなよ」と、内藤の決めゼリフを拝借して挑発。「それにしても内藤さん、お目々の手術(左目を18日に手術)、大成功だったようで良かったですね。安心しました。内藤さん、1月4日、東京ドームでつぶしてやるよ!」と非情通告した。
バックステージでは「さすが、どこが自分にとって一番おいしいとこか、一番理解してるよ内藤さんは。敵に回すとこんなにやっかいでめんどくさい相手はいないと思って、今までの対戦相手を見てたよ。全員見事にかわいそうだったな」と独りごちたヒロム。
「俺はワクワクしてるよ」と、自分は違うと言わんばかりで「夢☆勝ちますの舞台にああいう形で入ってきたってことは、両目とも完全に大丈夫だから、200パーセントだからこそ入ってきたんだろ?誠心誠意、真っ正面からつぶしてやりますよ、内藤哲也」と、リング上に続いて師匠つぶしを公約していた。