井上尚弥「KOでも判定でも魅せたい」5・4次戦で4年ぶりラスベガス再上陸を改めて正式発表「日本でのパフォーマンスを力まずにやる」

 会見をする(左から)大橋秀行会長、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥、井上真吾トレーナー(撮影・佐々木彰尚)
 ラモン・カルデナスについて話す世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(中央)=撮影・佐々木彰尚
 会見をする世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(撮影・佐々木彰尚)
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 ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31)=大橋=が5日、横浜市内で会見した。次戦として、5月4日(日本時間5日)に米ラスベガスのT-モバイルアリーナで行われるWBA同級2位のラモン・カルデナス(米国)との防衛戦を行うことが改めて正式に発表され、「4年ぶりのラスベガスで非常にワクワクしている。(大規模な)T-モバイルアリーナで、そこも非常に楽しみ。(日本時間の)5月5日はラスベガスでシンコ・デ・マヨという特別な日に試合ができることに期待しているし、日本でやっているパフォーマンスを力まずにやっていきたい。KOも考えたいが、KOでも判定でも魅せる試合を考えていきたい」と意気込みを語った。なお、同試合はPrimeVideoが独占ライブ配信する。

 カルデナスは26勝(14KO)1敗の戦績で、世界タイトルは初挑戦。17年からは14連勝中で、昨年2月のWBC中央アメリカスーパーバンタム級王座決定戦では、右の強打でイスラエル・ロドリゲス・ピカソ(メキシコ)のアゴを骨折させ、6回TKOで王座を獲得している。

 また、尚弥自身はカルデナス戦の後も来春までのプランを立てており、9月に日本でWBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)、ベルトを保持したまま12月にサウジアラビアでWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国)との対戦を計画。さらに、来春には再びスーパーバンタム級に戻した上で現WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27)=M.T=と夢のビッグマッチも視野に入れており、3月31日の表彰式では壇上でのスピーチで「中谷くん、1年後に東京ドームで、日本ボクシングを盛り上げよう」と、サプライズで対戦を呼びかけ周囲を騒然とさせた。

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