寺地拳四朗 目標はPFP5位「バムに勝つことができれば入れる」 Sフライ級転向に意欲 地元・城陽市役所を表敬訪問
ボクシングWBC・WBA世界フライ級統一王者の寺地拳四朗(33)=BMB=が9日、出身の京都府城陽市など4市町の役所に表敬訪問した。
寺地は3月にWBA前王者のユーリ阿久井政悟と死闘を繰り広げながらも12回TKO勝利。ライトフライ級に続き2階級目の統一王者となり、地元に帰ってきた。同市の奥田市長らに花束を贈呈され、「応援ありがとうございました。無事2団体制覇することができました。ベルトを持って帰れて本当にうれしい限りです」と感謝を述べた。
その後は市長や後援会の役員らと歓談。米老舗専門誌「ザ・リング」のパウンドフォーパウンド(PFP)で初めて10位に入った感想を問われると、「あまり興味はそこまでなかったんですけど、いざ入ればやっぱりうれしいし名誉なこと。ランキングも上げていきたいなというのはありますし、入ったことによって強い相手から注目されるので、そういう面ではありがたいっすよね」と話すと、「なんで、今後強い選手とやってどんどんランキングを上げて、5位以内には入りたい」と具体的な目標を語った。
今後はスーパーフライ級に転向することも視野に入れている。フライ級での防衛戦を経て、転向する可能性もあるが、一番の標的はPFP上位常連で現在6位の“バム”ことジェシー・ロドリゲス(米国)だ。「バムに勝つことができれば5位に入る。なので(目標は)5位ぐらいかなと」と目標設定の理由を語った。



