全日本プロレス チャンカン最年少V狙う安斉勇馬、スカジャン姿のまま2分弱で白星発進「このまま突っ走る」
「プロレス・全日本」(9日、後楽園ホール)
全日本のシングルリーグ戦チャンピオン・カーニバルが開幕し、Aブロックでは安斉勇馬が菊田円を下し、白星発進を果たした。1分39秒、首固めで3カウントを奪った。
入場時のスカジャンを脱ぐ前に、大森から反則上等で急襲を受けた安斉。ポストからのダイビングボディプレスを狙われるも剣山で迎撃。ランニングニー連発で反撃したが、頭部から落とすバスターを許し、2度目の爆撃を狙われるも、再び剣山で迎撃、すかさず丸め込んで3カウントを奪取した。
2分足らず、スカジャン姿のまま白星を決めた安斉。大森は会見でクリーンファイトを誓っていただけに「オイ、お前、正々堂々もクソもねえじゃないか。不意打ち、急所なんでもありじゃねえか」と吐き捨てつつ、「ただ、勝ったのは安斉勇馬だ。白星発進。このまま最年少優勝まで突っ走る」と絶叫。青柳優馬が持つ26歳6カ月の記録更新を誓った。
公約をあっさり覆したものの、同じ攻撃が実らず黒星に終わった大森は「何てこった。オレの全勝優勝があ!オレの全勝優勝があ~!」と叫びながら、姿を消した。

