「朝倉未来?知らない。どうせ雑魚でしょ?」BD日中対抗戦、中国格闘家の挑発に喧嘩自慢ブチギレ大乱闘 溝口COO「多勢に無勢、申し訳なかった」謝罪もクギ「お前らにも原因」

 総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第18回大会に向けたオーディションが3日、朝倉のYouTubeチャンネルで公開され、中国の格闘家との対抗戦が発表された。オーディションでは壮絶な大乱闘が繰り広げられた。

 冒頭に朝倉から「今回結構中国のグループがめっちゃ強くて、ブレイキングダウンも最高戦力でいきたい」と明かされ、BD17でバンタム級王者から陥落した井原良太郎もBD18は欠場予定だったが、朝倉が直電で緊急招集された。

 中国でも人気だというBD。事前に中国側の挑発VTRが流された。「日本の汚点だろ?」とのメッセージが流され、BDの過去のVTRをみながらあざ笑う中国選手の姿が。「底辺のなれ合い」、「子供というか動物園」とこき下ろし、朝倉の名を聞いても「知らない。どうせ雑魚でしょ?」とバッサリ。さらに「貧しい島国のみなさんに本物のジムを案内してやるよ」と中国の最新鋭設備のジムの様子が公開された。VTRをみた溝口COOも「貧しい島国とか言われて、本当にちょっとムカついた」と不快感を滲ませた。

 その後、オーディション会場に中国選手5人が登場。「龍じゃなくて昆虫」と言われていた大阪の問題児喧嘩自慢のシェンロンが「誰じゃ昆虫言うたんわ。こっち日本じゃ、大和魂じゃ」と突っかかっていきなり大乱闘に。運営側は「大勢でやるなよ。多勢に無勢は止めようぜ」と呼びかけた。

 落ち着いた後、溝口COOは「はるばるお越し下さってありがとうございます。最初に乱闘になってしまったこと、お詫び申し上げます」と謝罪。「お前ら、こっちの団体のCEOに対して雑魚とかほざいたら、こういう手荒い歓迎になっちゃうんだよ。こうなってしまうのはお前らにも原因があったということ」とクギを刺した上で「こちら側も多勢に無勢になったのは申し訳なかったなと思ってます」と改めて語った。

 中国最大の格闘技団体・武林風の王者、“路上のライオン”ウェイ・ウェイヤンは「素人の方がマシなパンチを打つ」とこき下ろした井原との対戦が決定。同じく王者のワン・ズンイェンはBDフライ級王者の野田蒼との対戦が決まった。少林寺拳法の伝統継承者というウー・ジアラーはボクシング元東洋太平洋王者の山本隆寛と、4回退学を経験しているという“ストリートファイトの王子”ジャー・シャンミンは、シモミシュランとの激突。17年K-1ワールドGP準優勝の実績を持つ中国のレジェンド、ハン・ウェンバオは、BDフェザー級王者のYURAとの対戦が決まった。

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