会場悲鳴…ウルフアロン、たった128秒でプロレス初黒星 極悪軍団の介入&凶器攻撃に沈み屈辱の3カウント献上 成田蓮に敗れ王座陥落
「プロレス・新日本」(11日、エディオンアリーナ大阪)
東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフアロン(29)が、デビュー14戦目で衝撃の自力でのプロレス初黒星を喫した。NEVER無差別級選手権試合が行われ、王者ウルフは初防衛戦で極悪軍団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の成田蓮(28)を迎え撃ったが、相手セコンドの介入や凶器攻撃を受け、わずか2分8秒で撃沈。後味の悪い結末に会場は悲鳴や大ブーイングで騒然となった。
極悪軍団の総出での手段を選ばないラフファイトでプロレスの洗礼を浴びた。ウルフは入場から花道でSHO、DOUKI、高橋裕二郎らの襲撃を受け、開始ゴングが鳴った時点でダメージを負った。それでも柔道技でHOTの面々を蹴散らすと、成田を変型肩車、アングル・スラムで豪快にたたきつけた。
ただ、レフェリーが不在となった隙にHOTの面々が再び介入。ウルフはエプロンのディック東郷に気を取られているうちに背後に忍び寄ってきた成田から金的攻撃を受け、もん絶している間にDOUBLE CROSS(シットダウン式の変型フェースバスター)を食らった。ペースを支配されると、なすすべなく成田のフィニッシュ技である地獄の断頭台(ジャンピング・ギロチン・ニードロップ)をまともに食らって大の字になり、キャリア初となる3カウントをあっさり献上した。
ウルフは1月4日の東京ドーム大会でデビューし、極悪レスラーのEVILを逆三角絞めで撃破。いきなりNEVER無差別級王座を奪取するという衝撃デビューを飾った。以降はタッグマッチながら自力勝利を含めて無傷の12連勝を飾ったが、今月8日の大阪大会の8人タッグマッチで自軍が敗れたため、無敗街道がストップしていた。
たった128秒での不完全燃焼な結末に会場は騒然。デビュー戦以来のシングルマッチで屈辱の黒星を喫したウルフはノーコメントで退場した。一方、反則三昧で五輪王者に洗礼を浴びせた成田は「おい、ウルフアロンよ。お前に明るい未来なんかないんだよ。俺がリーダー、俺が最強だ。文句あるか、馬鹿野郎!」と不敵に勝ち誇った。





