井上尚弥「今33歳で残り数年…辞めたときによかったと思える引退が目標」小学生の質問に本音 試合後食べたくなるのは「カップラーメン」

 ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(33)=大橋=と、WBC世界バンタム級王者・井上拓真(30)=大橋=が27日、出身地の神奈川県座間市で行われたイベント「ざま井上兄弟キッズチャレンジフェスタ」に出席した。参加した150人の小学生に5月2日の東京ドーム大会でともに防衛に成功した勝利報告をするとともに、ミット打ち体験では世界王者自ら約30分ミットを持つなど交流を楽しんだ。

 子どもたちとの質疑応答のコーナーでは、現在の目標を聞かれた。尚弥は「世界王者になって13年になります。世界王者としての目標というよりも、今33歳で、プロボクサーという職業をできるのも残り数年。小学1年から始めたボクシングを辞めたときに、良かったと思えるような引退の時を(迎えられることを)目標にこれからやっていきたい」と本音で語った。また、世界王者になった後の心境として「ボクシングを始めて世界王者が目標だったが、なってみたらゴールではなくてスタートだったんですよ。今も目標、ゴールがわからずにやっている段階。みんなも目標を達成したときにどう感じるかは大事。到達してみたら景色が違って、ここからがスタートなんじゃないかと感じる」と自身の考えを明かした。

 その真意について「無敗で迎えられるのか、(フェザー級に)1つ階級を上げた先にどんな結末が待っているかはわからない。今ピタッと辞めれば、それはそれで(輝かしい)ボクシング人生の結果として誰も文句の言えないもので引退できると思うが、ここからまだまだ挑戦していきたいので(どうなるかわからない)」と、浮上しているWBA世界バンタム級スーパー王者“バム”ジェシー・ロドリゲス(米国)とのビッグマッチや、5階級制覇を念頭に語った。

 また、試合後に食べたいものは?との問いには、尚弥はしばらく考えた後に「カップラーメンです」と回答。「強くなるために減量でいい食生活と、量も減るので、なかなか食べたいものが食べられないので、その時期に食べられないラーメンだったり、マクドナルドとかを食べたくなります」と、意外な答えで驚かせていた。

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