プロレスラー・大仁田厚の“化身”グレート・ニタがリングに別れを告げる２７日の東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧで、妹と称するグレート・タムとタッグを結成し、同大会で“今世紀最後の魔界対決”を行うことが１０日に決定した。

　ニタからテレパシーを感じたという大仁田は、１０日、東京・台場の海岸に報道陣を招集。指定された時間から、ほどなくして、東京湾からニタが出現。

　ニタは同大会のメインイベントで、“今世紀最後の魔界対決”特別試合として、ニタ、タム、落武者橋本組対ジーザス矢口、怨霊、寧々∞Ｄ．ａ．ｉ組の一戦を行うことを発表した。

　「プロレス・大仁田興行」（２７日、東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧ）
　１０月３１日の東京・後楽園ホール大会で引退する大仁田厚の“化身”グレート・ニタがリングに別れを告げ、東京湾の台場の海に消えていった。

　「また今から海に帰る。バカらしいと思うけど、いい年こいて海に帰る」

　ニタは試合後のサイン会を終えると、東京湾へと向かい、１０日に出現した場所からほど近い台場の海に消えていった。

　プロレス団体の超戦闘プロレスＦＭＷは６日、都内で会見を行い、１０月３１日で７度目の引退をすることを宣言している大仁田厚（５９）が、２１日の東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧ大会でＮＯＳＡＷＡ論外（４０）と最初で最後のシングルマッチを行うことを発表。