クリスマスソングなどクソくらえ!聖夜に敢えて聞く俺たちのプロレス入場曲

ヒマでモテない独身男性の諸君、またこの季節がやってきたな。イルミで彩られた街にクリスマスソングが氾濫する忌々しい季節が!浮かれたリア充どもに背を向け、燃える曲を聴いて己の世界に入り込もうぜ!(敬称略)

公開日:2018.12.23

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【THUNDER STORM:天龍源一郎】♪雨は夜更け過ぎに… 雷、嵐に変わるのだ!

引退試合でオカダカズチカの顔面に魂のグーパンチを叩き込む天龍

 「ミスタープロレス」「生きる伝説」と呼ばれた天龍のテーマ。全日を離れSWSを旗揚げした直後ごろ違う曲にしたが、ファンの強い要望を受けて元に戻したほど定着している。15年11月15日、両国国技館で行われた引退試合、「風雲昇り龍」の幟(のぼり)に囲まれての入場シーンも感動したが、個人的に一番アツくなったのは、90年4月13日、東京ドームでの「日米レスリングサミット」ランディ・サベージ戦。悪徳女子マネジャーとともにWWF(現WWE)と同じようにド派手な入場をしたサベージの後、たった一人で花道を歩く天龍。若林アナ(当時・日テレ)の「プロレスは漢(おとこ)の歌だ!心の歌だ!」の実況もたまらない!

歴史的名曲の作者はギタリスト高中正義

リング上で生演奏した高中正義

 15年11月の両国では「THUNDERSTORM」の作曲者であるギタリスト高中正義も来場。リング上で生演奏して天龍引退に花を添えた。なおこの曲は81年発売の「虹伝説THERAINBOWGOBLINS」に収録されている。プヲタには天龍きっかけで高中にハマった者も少なくないはずだ。

【CRASH~戦慄~:蝶野正洋】ホワイトクリスマスを黒く染めろ!

地味で堅実な試合ぶりとは正反対のド派手な入場だった蝶野

 デンバークのプログレ・メタルバンド「ロイヤル・ハント」の曲「MARTIALARTS」のタイトル違い。99年以降は歌詞の入った前奏入りバージョンを使用。和訳すると「クソったれ!(略)この野郎、一体何がやりてえんだ」となっている。
 間奏部分に「エヌ・ダブリュー・オー」などの音声が入ったnWoJAPANバージョンや、前奏に「君が代クラブミックス」を入れた「君が代バージョン」など様々なバリエーションがあるが、曲自体は一貫してこの曲を使っている。
 クリスマスもそうだが、ビンタ仕置き人として定着している大みそかの風物詩「ガキの使い」特番に向けて気分を高めてほしい。

【GlassShatters:“ストーンコールド”スティーブ・オースチン】サンタに中指立ててHell YEAH!!

“ストーンコールド”スティーブ・オースチン

 90年代後半からWWF(現WWE)が世界最大のプロレス団体へとのし上がっていった時代の立役者オースチンが入場時に使っていたのが、アメリカのヘヴィメタバンドDisturbed(ディスターブド)の曲。冒頭に入っているガラスを叩き割る音で会場のボルテージは一気に頂点に達する。試合後は曲が鳴り響く中、コーナーポストで缶ビールを浴びるように飲むのがお約束だった。
 04年の広島公演ではア●ヒ・スーパードライを飲んでいたが、普段飲んでいるアメリカのビールよりアルコール度数が高かったらしく、思ったより酔ってしまったという逸話が残っている。ちなみに編集Wも見に行ったこの広島公演、オースチンは全試合終了後再びリングに登場してビール飲みまくり&サインしまくりの大サービスをしてくれた。本人が握りつぶした空き缶を2つ拾って帰ったのだが、引越しの際に業者に捨てられてしまったのは一生の不覚だ。

【MEDAL:カート・アングル】今年からクリスマスは廃止になったんだ。ホントにホントさ

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