スペイン１部リーグ、エイバルの元日本代表ＦＷ武藤憙紀がクラブ公式メディアとのインタビューでレンタル加入までの経緯や新チームでのデビューへの意気込みなどについて話した。

　エイバルへのレンタル移籍については「昨季途中にエイバルからオファーがあった。僕は来たかったが、この時は不可能だった。今回改めてオファーがあり、ここに来るのを決めた」と武藤。加入から１週間が過ぎたが「チームの雰囲気は家族的でとても心地よい。しっかり練習し、たくさんの得点を取ることでチームの役に立ちたい」としている。

　同一チームに日本人選手が２人いることについては「エキサイティングなこと。過去にドイツでこういう経験をしているから僕にとっては特別なことではない。乾は僕にとって貴重な存在で、すごく僕のことを助けてくれている」と言う。

　２７日に控えているのはアスレティック・ビルバオとのバスク・ダービー。武藤は「ダービーは僕ら選手にとってすごく重要なもの。ドイツではマインツでフランクフルトと何度も戦った。地元のライバル意識がある試合にある雰囲気が好きで、２、３点決めている。日曜のアスレテック戦で点を決めたい」と意気込んでいる。