ACL 横浜Mが1位通過で決勝Tへ シドニーFCとドロー
「アジアCL・1次リーグ、横浜M1-1シドニーFC」(4日、アルワクラ)
東地区の1次リーグH組最終節が行われ、横浜MがシドニーFC(オーストラリア)と引き分け、勝ち点13となり決勝トーナメントへ1位通過を決めた。
最後まで攻撃的なサッカーを見せながらドローとなった。16強進出はすでに決めており、前節から先発総入れ替えで臨んだが、ポステコグルー監督は「いいプレーはできた。ゲームをコントロールしてたくさんのチャンスも作り出せた」と手応え十分だった。
試合は監督の言葉通り優勢に運びながら、あと1点が決まらなかった。前半18分、コーナーキックからDF實藤友紀が右足で合わせ先制。その後に一瞬の隙を突かれ、同点を許した。ただ、引き分けで首位通過が決まる状況でも戦い方にぶれはなく、實藤が「やれることはやったと思います」と話すように勝ち越しのゴールを目指し続けた。
準決勝までは中2日と過密日程の中、主力を温存させてつかんだ勝ち点1。指揮官は「疲れがある中でも前向きに捉えている。フレッシュな状態で次に向かえるようにしっかり準備する」と決勝トーナメントを見据えた。