ACL・横浜Mが1位通過!過密日程も総入れ替えドロー 決勝Tへ「しっかり準備」

 「アジアCL・1次リーグ、横浜M1-1シドニーFC」(4日、アルワクラ)

 東地区の1次リーグ最終戦が行われ、H組の横浜MがシドニーFC(オーストラリア)と1-1で引き分けて勝ち点13とし、同組を1位通過した。前半18分に右CKから実藤友紀(31)が先制したが、追い付かれた。

 横浜Mは最後まで攻撃的なサッカーを貫き、ドローで1位突破を決めた。16強進出はすでに決めており、前節から先発を総入れ替え。それでもポステコグルー監督は「自分たちのサッカーはできていた」と手応え十分だった。

 試合を優勢に運びながら、あと1点が決まらなかった。前半18分、右CKからDF実藤が右足で合わせ先制。その後、一瞬のすきを突かれ同点とされた。引き分けで首位通過が決まる状況でも戦い方にぶれはなく、実藤は「やれることはやった」と勝ち越しゴールを目指し続けた。

 準決勝までは中2日と過密日程の中で、主力を温存させてつかんだ首位通過。指揮官は「疲れがある中でもしっかり準備したい」と決勝トーナメントを見据えた。

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