C大阪・大久保、3戦連発は「できすぎかな」 自身初の快挙はJ1日本人最年長のオマケ付き
「明治安田生命J1、FC東京3-2C大阪」(6日、味の素スタジアム)
C大阪は2試合連続で逆転負けを喫したが、3試合連続スタメン出場となったFW大久保嘉人(38)が自身初の開幕3試合連続ゴール&1アシストと躍動。「今まで取ったことはないので、できすぎかな。1試合1試合が勝負という気持ちで入れている」と振り返った。
前半14分、MF坂元達裕(24)のクロスに反応した。「DFの前に入ってキーパーとの間のところで合わせようと思ったら本当にいいボールがきた」。相手DFを完全に外して前に入り、ヘディングで先制のネットを揺らした。J1日本人最年長の3戦連発で今季4点目となった。自身の持つJ1最多得点記録も189に伸ばした。
後半12分には、大久保が右サイドを抜け出して折り返しのパスを中央へ。そのボールをMF清武弘嗣(31)のスルーからMF原川力(27)が冷静に沈め、アシストも記録した。
大久保は、途中交代する後半14分までプレー。現状の調子のよさに「ゴール前で余裕を持てているのが大きい。シュートを打てば入りそうな気がする」と話す。
チームは2度のリードを守り切ることができず、試合終了間際にセットプレーから逆転を許して2連敗。「本当にチームとして痛い負け、ポジティブに捉えれば早い2、3試合目で課題が見えた。試合が多い中、早く見つかってよかった。修正するところは修正してやっていきたい」と次節を見据えた。