神戸、終盤に執念の同点弾 J1初ゴールも菊池「まったく納得できない試合」

 徳島・垣田(左)と競り合う神戸・山口(左から2人目)
 後半、同点ゴールを決めて駆けだす神戸・菊池
 ドローで終え、渋い表情で引き揚げる神戸イレブン
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 「明治安田生命J1、徳島1-1神戸」(6日、ポカリスエットスタジアム)

 神戸が敵地で勝ち点1を手にした。

 開幕連勝を狙いアウェーに乗り込んだが、今季からJ1で戦う徳島の前線からのプレスと強風に苦しんだ。

 前半は神戸ゴールへの強烈な向かい風となり、ロングパスやクリアボールが押し戻される状態に。試合後、三浦監督は「非常に難しい試合になった。前からのプレッシャーもあり、(試合を)コントロールすることが難しかった」と、厳しい表情で語った。

 追い風となった後半、攻撃に転じたが、30分に徳島FW垣田に先制点を許す。終盤42分、コーナーキックからのゴール前の混戦で、DF菊池が押し込んで、なんとか同点に追いついた。J1初ゴールとなった菊池だが笑顔はなし。「チームが勝てていないので。(個人的に)集中力を欠く場面も多く、まったく納得できない試合になった」と、ディフェンスとして失点を防げなかった自分を責めた。

 「人数が足りていたのに防げなかった。プレスの速さ、ボールの失い方など課題はある」と、失点シーンを振り返った三浦監督。次戦10日も敵地でのFC東京戦。すっきり勝って、勝ち点を積み上げる。

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