久保建英が4試合連続先発出場 カウンターから決定機演出も 古巣ビリャレアルにドロー
スペイン1部マジョルカに所属する日本代表MF久保建英(20)は19日、本拠地で行われたビリャレアル戦に4試合連続で先発出場した。試合は0-0で引き分けに終わった。
4-4-2の右MFに入った久保建だが、今季欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)にも出場している格上相手に守備に奔走する局面も多かった。前半48分にはカウンターから右サイドを持ち上がり、中央に決定的なパスを送ったが、FWダニ・ロドリゲスの右足シュートは惜しくも枠を越えた。
後半37分には久保建の鮮やかなダブルタッチのパスを起点にしたカウンターから途中出場の米国代表FWホップがゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定が下った。終了間際の後半46分に韓国代表MF李康仁(イ・ガンイン)との交代でピッチを後にした。
ビリャレアルは昨夏にレアル・マドリードから期限付き移籍した古巣だが出場機会に恵まれず、今年1月にはヘタフェに期限付き移籍していた。
マジョルカは5試合を終えて2勝2分け1敗、ビリャレアルは前節アラベス戦が延期になっため1試合消化が少なく、開幕から4試合連続引き分けとなった。