J2岡山 ホームで決めた会心連勝 上門2発「なんとか勝ちたかった」
「明治安田生命J2、岡山3-0松本」(17日、シティライトスタジアム)
岡山のエースFW上門が2ゴールの活躍で勝利を引き寄せた。
前半13分、シュートのこぼれ球に上門が反応し、ループシュートを決めたが判定はオフサイド。スタジアムがため息に包まれたが、上門の集中は途切れなかった。その1分後、MF石毛の浮き球のパスに抜け出すと、DFとGKをかわし、冷静に先制ゴールを流し込んだ。
2点目は後半41分、ゴール正面でパスを受けると、ペナルティーエリア外から右足を振り抜いた。試合後のテレビインタビューでは「なんとかホームで勝ちたかった。みんなの思いが勝利につながった」と、6月21日の大宮戦以来となるホーム白星を喜んだ。
これで6月以来の連勝。次は今季初の3連勝を目指す。有馬監督は「選手たちがゴールに向かっていってくれた。ホームで本当にいい状態で試合ができたと思う」と、会心のゲームに笑顔を見せた。
この勝利で順位を一つ上げて11位。まずは1桁順位、そしてさらなる上位進出へ、ここから波に乗る。