鹿島・小泉社長が監督解任理由をSNSで説明「総合的判断」もサポから疑問の声噴出「フロントの横暴」

 J1鹿島の小泉文明社長(41)は7日、自身のツイッターを更新し、レネ・バイラー監督(48)の解任について「成績をはじめ総合的に判断した。強化部をはじめ経営側にも反省点があり改善すべきことがある」などと声明を発表した。

 小泉氏は「本日レネ監督と双方合意の上で契約解除となりました。成績をはじめ総合的に判断、議論し合意したことであり、レネ監督のこれまでの働きに感謝しております。また、このような状況になっていることは監督だけの問題ではなく、強化部をはじめ経営側にも反省点があり改善すべきことがあります。今一度リーグ、天皇杯に向けて選手、チームスタッフ全員が一致団結して向かってまいります。諦めずに戦ってまいりますので、応援よろしくお願い致します」と投稿した。

 鹿島の監督は2017年から3年間務めた大岩剛氏(現U-21日本代表監督)が19年に退任すると、20年に就任したブラジル出身のザーゴ氏は21年4月に解任。後を継いだ相馬直樹氏(現J2大宮監督)も21年末に退任するなど、近年は短期間での監督交代が相次いでいる。

 また、小泉氏が解任に至った理由の一つに「成績」を挙げたことで、フォロワーからは疑問の声が噴出。「近年の編成はマジでやばいですよ!」「説明を求めます」「半年?くらいの短時間で成績を判断するのは酷くないですか?」「本気で言ってますか?1年も待てないのですか?ここ数年のフロントの横暴さには絶望と呆れしかありません」などと厳しい声があふれた。

 クラブ初の欧州出身監督で元スイス代表でもあるバイラー監督は今季から就任し、一時は首位にも立った。攻守に強度を求め、縦に速いスタイルは、鹿島の選手層も相まって夏場に入って失速。6日の広島戦(カシマ)に敗れ、今季初の連敗を喫し、5試合未勝利で暫定4位に後退したが、11勝7分け6敗の成績を残した。

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