J1川崎が首位横浜Mに劇勝「大事なのは気持ちや覚悟や勇気」コロナ禍乗り越えVへ望み
「明治安田生命J1、川崎2-1横浜M」(7日、等々力陸上競技場)
川崎は首位横浜Mを2-1で破った。2試合消化の少ない川崎は4位で、横浜Mは10試合ぶりの黒星を喫した。
川崎が劇的勝利で望みをつないだ。1-1の後半ロスタイム。ラストワンプレーだった。FW家長が「迷わなかった」と、足をつっていたDFジェジエウの頭に右クロスで合わせ試合を決めた。
チームは新型コロナウイルス感染拡大に苦しめられ、7月30日のリーグ浦和戦では最大7人の控えに5人しか入れず、その内GKが3人だった。今回はサブに上限の7人が控え、GKも1人とメンバーは正常に戻った。鬼木監督は「一番大事なのは気持ちや覚悟や勇気だ」と、選手に伝えて勝ち点3につなげた。
苦難を乗り越え大一番を制した。2試合消化が少ない状況で首位と勝ち点8差。日本代表活動以降、復帰戦だったDF山根とも好連係を見せた家長は「首の皮一枚つながった」と、逆転での3連覇を見据えた。