柿谷が涙の別れ…あいさつ声にならず
2014年7月16日
ようやく自らの言葉で伝えることができた。バーゼルへの完全移籍が発表された7日には「自分の口でサポーターに伝えられなかった。本当に悔しい」と唇をかんだ。
後半38分からピッチに立ち、クラブへの思いをかみしめるように、ホームのピッチを駆け抜けた。わずか7分間の出場だったが、シュート0本に終わり、逆転勝ちに導くことはできなかった。「もっともっと強くなって、8番が似合う選手になって帰ってきます」と、本当のエースになることを誓った。
チームメートに胴上げされ、8度宙に舞った。“曜一朗コール”を全身に浴びながら場内を一周し、深々と頭を下げてピッチを後にした。涙は最後まで止まらなかった。
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