天理大所蔵鏡は富雄丸山古墳出土 銅板と痕跡一致、副葬品か

 天理大付属天理参考館(奈良県天理市)は30日、所蔵する三角縁神獣鏡の鏡面に何かが重なっていた痕跡があり、奈良市にある国内最大の円墳・富雄丸山古墳(4世紀後半、直径約109メートル)から出土した銅板と照合した結果、形がほぼ一致したと発表した。鏡が古墳の副葬品であることが確定的になったとした。

 参考館によると、1935年までに京都のコレクターが三角縁神獣鏡を3枚入手。1枚の鏡面中央に幅約7センチ、長さ約13センチの勾玉状の跡がある。

 古墳の出土品として、京都国立博物館が勾玉状の銅板2枚を所蔵しており形が一致するかどうか調べると、銅板とほぼ一致し、さびや変色の状態が同じ部分も確認できた。

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