白良浜、砂ネットで冬支度 温泉街の飛散防止、和歌山

 白い砂のビーチが人気の和歌山県白浜町・白良浜でこのほど、冬の強い風で砂が温泉街へ飛散するのを防ぐネットが設置された。白浜温泉街の冬支度として1982年から続く事業で、来年春まで張られている。

 ネットは11月27日に設置。町職員ら約10人が同日午前、スコップで砂を掘って木のくいを打ち込み、幅約20~30メートルの漁業用ネットを次々と取り付けていった。

 全長約620メートルの砂浜は来年3月15日までの夜、カラフルにライトアップされている。町観光課の中松雅莉さん(20)は「冬ならではの白浜の景色を楽しんでもらいたい」と話している。

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